第302飛行隊のF-35A墜落、基地東方沖で尾翼発見 – 旅行業界・航空業界 最新情報 − 航空新聞社

FACO組立最初の機体、事故原因の究明急ぐ

航空自衛隊三沢基地で4月9日19時27分ごろ、第302飛行隊のF-35Aが訓練飛行中にレーダー航跡から消失した。三沢基地の東方約135キロ地点の洋上で、レーダー消失および通信途絶を確認。10日午前10時現在、同機体の尾翼の一部と見られる浮遊物を回収していて、洋上へ墜落したものとして、パイロット1名と機体の捜索が続けられている。防衛省では、当面F-35Aの飛行を自粛して、墜落の原因究明を急ぐ構え。
墜落したF-35Aは79-8705号機で、空自へ納入した5号機目に当たる。これは、三菱重工小牧南工場内のFACOで組み立てた最初の機体。FACO組立機に関しては、IHIのエンジンや、三菱電機によるアビオニクス、レーダー、赤外線システムなどの一部部品で国産品が採用されるが、墜落した国内組立最初の79-8705号機は、すべて米国から部品を輸入して組み立てた機体になる。FACOでの組立と事故との関連性は現在のところ不明だが、今後調査が進められるものと見られる。
事故機のF-35Aは、4機編隊の1番機として対戦闘機戦闘訓練のため、18時59分ごろに三沢基地を離陸した。訓練を実施して19時27分ごろ、事故機からの通信が途絶し、レーダーから消失した。19時47分には空自の捜索・救助部隊として航空機11機が活動、19時50分には海上自衛隊が捜索部隊として艦艇4隻、航空機3機を進出させて、機体の捜索に当たった。浮遊物などを発見したのは21時45分以降で、22時10分ごろには秋田救難隊のUH-60Jが尾翼の一部など浮遊物を回収。22時30分ごろ、航空幕僚監部に航空事故調査委員会を設置した。

 

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2019.04.10更新